日本文化学部 公開講座「文化財を未来につなぐ―大学が取り組むべき課題―」を開催しました
学生や地域の方々と共に文化財の保全と継承について考える日本文化学部公開講座「文化財を未来につなぐ―大学が取り組むべき課題―」を開催いたしました。
早稲田大学教育?総合科学学術院 教授 三村昌司氏を講師に迎え、日本に江戸時代以来の資料が残された理由や古文書が散逸するに至った契機、また地域に残された歴史資料を未来につなぐため大学が取り組むべき課題について基調講演をいただきました。また、日本文化学部の洲脇武志准教授(漢文学)、内記理准教授(考古学)から、それぞれ専門分野の立場で文化財を未来につなぐための取組について話題提供しました。
講演において、三村氏から大学、研究者は「外部」と積極的に連携すること、研究や取組の成果、課題を共有すること、また次の災害について常に考えておくことが重要であるとの提言をいただき、多くの質問にも回答いただきました。
受講後の感想欄には、「歴史への『実感』は歴史資料を残すためにとても重要だと感じた」「人との交流が文化財を保存しようと思うきっかけとなることが印象的であった」などの声も寄せられました。
文化財の保全と継承に対して大学ができることの一つとして、日本文化学部では、今後もこのような公開講座を開催する予定です。ご参加いただけますと幸いです。
▲早稲田大学教育?総合科学学術院 教授 三村昌司氏
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▲日本文化学部 洲脇武志 准教授 ▲日本文化学部 内記理 准教授
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