【高大連携】2024年度学生自主企画研究?活動の中間報告会において、愛知県立千種高等学校の生徒による探究活動報告が行われました!
10月23日(水)、学生が自主的に企画する研究?活動に対して助成する制度として毎年実施される「学生自主企画研究?活動」の中間報告会と、愛知県立千種高等学校の生徒による探究活動報告及びポスター発表が合同で行われました。これはWWL(ワールド?ワイド?ラーニング)コンソーシアム構築支援事業(※)の一環として開催されました。
探究活動報告会では、千種高校の生徒が3つの班に分かれ、「食品ロス」、「教育」、「自殺」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
「食品ロス」については、家庭において食品ロスの量が減少していないことや高校生でもできる食品ロスへの対処方法などが報告されました。「教育」については、学歴社会における課題を示し、学歴に捉われすぎず、個性や才能の表現が認められる社会の必要性について言及されました。「自殺」については、自殺のない社会を目指し、自殺者数の現状報告と、自殺者を減らすための取り組みについて報告されました。
各班ともアンケート調査や企業、高校等へのヒアリングを通して課題の抽出、仮説の検証を行い、分析結果を堂々と発表していました。高校生による探究活動の最終報告会は千種高校において12月に開催される予定です。
また、高校生による報告会の終了後、愛知県立大学の学生による学生自主企画研究の中間報告が行われ、大学生の視点よる研究内容5件を千種高校の生徒の皆さんにも聞いていただきました。
互いの研究報告を聞き、質疑応答やアフタートークでコミュニケーションを取る中で、千種高校の生徒と本学の学生が相互に刺激を受けた1日になりました。
※WWL(ワールド?ワイド?ラーニング)コンソーシアム構築支援事業
将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため、これまでのスーパーグローバルハイスクール事業の取組の実績等、グローバル人材育成に向けた教育資源を活用し、高等学校等の先進的なカリキュラムの研究開発?実践と持続可能な取組とするための体制整備をしながら、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組み(ALネットワーク)の形成を目指す取組です。
ワールド?ワイド?ラーニングコンソーシアム構築支援事業ウェブサイトより引用
▼報告会の様子
▼ポスター発表
2024年度学生自主企画研究?活動 中間報告会プログラム
日 時:2024年10月23日(水)13:00~15:00
開催方法:長久手キャンパス H005教室 / オンライン(Zoom)
プログラム:
※12:00~ H棟地下にて千種高校生徒によるポスター発表を開催
1.開会あいさつ 教育支援センター長 菊池好行
2.千種高校報告趣旨説明 教養教育センター長 奥田隆史
3.千種高校 課外での探究活動報告
テーマ 「食品ロス」、「教育」、「自殺」
4.学生自主企画研究?活動 中間報告
① 名古屋市発達障害啓発プロジェクトへの協力
-発達障害やその疑いのある社員への対応事例-
② あしもとから伝える地域の魅力 -街道の有用性と身近な歴史-
③ 沖縄の若年女性に対する妊娠?子育て支援の取り組みと課題
-青年期におけるアイデンティティの確立と「キャラ」形成に注目して-
④ 大学生を対象とした睡眠とストレスの現状把握と改善に向けたカウンセリングシステムの構築
⑤ 愛知の地域社会史をめぐる文献学研究とパブリックヒストリー実践
-文化財所蔵者?地域博物館?地域住民との連携-
5.講評 理事長 古川真也、正规赌篮球软件 川畑博昭
6.閉会あいさつ 千種高校教頭 袴田陽士先生、教育支援センター長 菊池好行
(終了後、千種高校とのアフタートーク会)