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県立大は起工式

長久手の新キャンパス

【愛知県】平成十年春の移転、開学を目指している県立大学(名古屋市瑞穂区)の新キャンパスの起工式が一日、長久手町熊張と瀬戸市南山口町にまたがる建設地であった。
式には県や県議会、地元自治体、設計施工業者ら関係者約二百人が出席。知事代理の千田邦男出納長が「国際化、情報化、福祉社会、生涯学習の四点を整備の基本的方向とし、伝統と特色を生かしながら新しい時代の要請にこたえられる施設にしていきたい」などとあいさつした。
「あいち学術研究開発ゾーン」構想の中核地区に位置する新キャンパスは、約二十八万五千平方メートルの敷地に地上九階地下一階建ての文学部、外国語学部棟や図書館、講堂、学術文化交流センター、食堂などの施設を整備する。移転に伴い、情報科学部(社会情報学科、環境情報学科)や文学部の日本文化学科、外国語学部のドイツ、中国学科、大学院などが新設される予定。

出典

  • 中日新聞
    平成7(1995)年11月2日 朝刊 県内総合版 19版

※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。